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縫製職人 その2
皮革縫製職人は、オーケストラの指揮者のような仕事をしています。
20、30、40程もある皮革部材をひとつひとつ職人の手で繋ぎ合わせる時
それらパーツのひとつひとつに役割を持たせるため微妙な技を使いながら
一つ美しいバランスが取れた完成品に仕上げていきます。
バケッツの特注品スワロフスキーラインストーン入りハーネスの部材は
そこまで多くありませんが、それでもこれだけあります。





縫製作業は、革の漉き作業工程を経由し補強材などの追加を行い作業に入ります。
そこでは革の厚みに対しての縫製ミシン針の番手選び、縫製スピード、革の硬さ
などに対してのミシンピッチ(糸の送り目)決めなどが行われます。


革を重ね合わせて慎重にミシンを進めていきますが、一番大変であり重要な作業が
最後に待つ糸止め作業です。
しっかりと縫えている縫製個所でも糸止めが甘く一箇所がほつれたなれば連鎖反応で
その箇所の糸はほつれてしまい製品は壊れてしまいます。
趣味で皮革製品を作られる方などは優れた縫製職人がどのように糸止めを行っているか
興味を持たれると思いますが、長い経験の中で師匠からの伝承、継承などが行われ、
失敗もあり自身の日々の精進の中で積み重ねた職人技の生きる作業、名人技なのです。


次にバケッツ縫製職人の仕事について一部ご紹介いたします。

製品の要となる部分ですが小さな箇所なので写真でご紹介いたします。
犬具のリード、取っ手部の上下皮革を縫製している箇所の厚みは約1cmあります。


細いドイツ針、オルガン針で曲げずに真っ直ぐ縫いしっかり糸止めを行う。
単純な作業ですが、真っ直ぐに縫う技術と糸止め作業の技が生きる箇所です。
しっかり糸止めされています。



以下はバケッツの良品と不良品の写真です。
曲がってしまえば不良品として製品にはなりません。
硬く厚い皮革を真っ直ぐに縫うことは決して簡単なことではありません。


細いドイツ針、オルガン針で硬い1cmの厚みの皮革を真っ直ぐに縫う事が出来る技を
バケッツの縫製職人は持っています。


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